シリアルコンソールを極めよう – Part1. 概要編

今回から7回に渡って、シリアルコンソールについて解説していきたいと思います。

え、シリアルコンソールでそれだけ話す事あるの?」と思われるかもしれませんが、実はあります。
実際はそれほど難しいものではありませんが、一度きちんとノウハウをまとめたものを作りたいので、書いていこうと思っています。

シリーズ一覧

シリアルコンソールを極めよう – Part1. 概要編
 シリアルコンソールを極めよう – Part2. USB変換ケーブル編
 シリアルコンソールを極めよう – Part3. 変換コネクタ編
 シリアルコンソールを極めよう – Part4. ケーブル編
 シリアルコンソールを極めよう – Part5. ターミナル編
 シリアルコンソールを極めよう – Part6. コンソールサーバを自作しよう
 シリアルコンソールを極めよう – Part7. TeraTermマクロを使おう

シリアルコンソールの概要

さて、シリアルコンソールとは、サーバやネットワーク機器を設定する為の機器・ケーブル、およびターミナルソフトの事です。

例えばCiscoコンソールケーブル等はよく使われているものの一部でしょう。

シリアルって?

「シリアル」は汎用的な名称で、正確には「RS-232C」という通信規格となります。

RS-232 – Wikipedia

その他、身近なシリアル通信としては、USBやSerial-SATA)等があります。

シリアルポートについて

PC-98シリーズでよく使われていました。

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パソコンにシリアルポートが無い場合、以下のようなUSBシリアル変換ケーブルを使用する事となります。

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一方、機器側は一般的にRJ45というCiscoが決めた配列と互換性があり、また通信速度も9600bpsがよく使われています。独自規格の配列を使う例はあまり聞きません。

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ケーブルについて

これらを接続するには、きしめん」というあだ名があります。

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僕が使っているシリアルコンソール

さて、一般的な話はおいておいて、僕の愛用しているコンソールケーブルをご紹介します。

USB-シリアル変換ケーブルに、DSUB9pin-RJ45変換SIGMAという会社の製品でしたが、残念ながら倒産してしまいました。

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コネクタを繋げていて、必要なものだけ使います。

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ロールオーバーケーブルは変換ケーブルとして自作しました。

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なぜこれら変換コネクタ類を中心に揃えました。
例えば、以下の写真のような使い方が可能です。

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また、以下のような「シリアルコンソールサーバ」という機器もあります。

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一見、何かスイッチのような機器に見えますが、沢山のSSHを使用して遠隔でコントロールする事が出来る機器です。
これを使用すると、データセンタ内の機器のコンソールポートを、遠隔で操作する等が可能になり、トラブルの際に現地に急行する必要が無くなる、等があります。

今後の記事のご紹介

これらシリアルコンソールを、毎回1つづつテーマを決めて、ノウハウを解説していきましょう。

シリアルコンソールを極めよう – Part2. USB変換ケーブル編

・USBシリアル変換を安く手に入れよう
・USBシリアル変換を、Linuxで使おう

シリアルコンソールを極めよう – Part3. 変換コネクタ編

・コネクタを作ろう

シリアルコンソールを極めよう – Part4. ケーブル編

・ロールオーバーケーブルを自作しよう

シリアルコンソールを極めよう – Part5. ターミナル編

・ターミナルとは?
・Linuxでのシリアルコンソール
・安定のscreen
・ログを取るには

シリアルコンソールを極めよう – Part6. コンソールサーバを自作しよう

・余ってるCiscoRouterを使って、シリアルコンソールサーバを作る
・シリアルコンソール向きのCiscoRouter

シリアルコンソールを極めよう – Part7. TeraTermマクロを使おう

・TeraTermマクロで出来る事
・スイッチのバージョンを上げてみよう

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